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2022.02.28
プラスαで免疫や代謝をUP!あたたか飲み物アレンジ①

普段の料理から体に必要な栄養素を取り入れるのはもちろんですが、
時間のない時に手軽に取り入れることができ、習慣化がしやすいのも飲み物の良いところ。
いつもの食事にプラスαすることで美味しく健康にも良いドリンクを作ってみてはいかがでしょう。
今回は、健康に良い農産品づくりに努力を重ねる2つの農園を訪ねてきました。

南国にしがわ農園/NANGOKU NISHIGAWA-NOUEN

「良い循環が皆を幸せにする自然栽培の手づくりグアバ茶」

約10年前から高知県南国市で始まった「南国にしがわ農園」のグアバ栽培。
美容に関わる仕事をしていた代表の妻・西川きよさんの、
「自身の敏感肌の悩みを解消し、同じ思いをもつ人たちの力になりたい。
余計なものが入っていない安心安全な化粧品をつくりたい」
という思いから始まりました。
やがて化粧品の事業は軌道にのり、グアバのさらなる活用法に思いを巡らせていた頃、
知人がダイエットに成功した様子を見聞きし、それをきっかけにグアバ茶と巡り合いました。

耕作放棄地を開墾した畑では、化学肥料や農薬、除草剤などを使わず、
有機JAS認証の自然環境に近い状態でグアバが育てられ、
カエルやミノムシなどが生息しているのを見ることができます。
グアバの木の不思議なところは、
「声をかけたりよく触れる場所にある木ほどすくすくと育ち、
たわわに実をつけることがある」のだそうです。
そんな風に愛情をかけて少しずつ増やしてきた畑から刈り取った葉を一枚一枚手作業で洗浄、
天日乾燥してから葉をちぎり、粉砕して焙煎、そして袋詰めまでをすべて手作業で行います。
以前、乾燥だけ外注していた時もあったそうですが、
現在はすべてが自社で一貫した管理のもと行われています。
ティーバッグでカップ抽出するもよし、1包(2グラム)で約2リットルのお茶を煮出すこともできます。
ノンカフェインでポリフェノールが豊富なお茶は、美味しいだけでなく、
生活習慣病の予防や花粉症などのアレルギーにも効果があるとさまざまな研究で認められています。
飲み続けると肌も1トーン白くなるのだとか。
飲むだけでなく、そのお茶を使ってお米を炊くなど、お料理に活用するのもおすすめです。

また、「南国にしがわ農園」の取り組みの特筆すべきところは、
障がいのあるメンバーが中心となり生き生きと働いていること。
作業中もにぎやかな声がビニールハウス内に響きわたり、
この仕事にやりがいを見出し、心から楽しんでいる様子が伺えます。
そしてこのグアバ商品を購入することで、
売上がそのままメンバーの生活支援に役立てられます。
今年の2月には農林水産省が主催する
「サステナアワード2021伝えたい日本の“サステナブル”」にて
『 Ag Venture Lab賞』を受賞し、その取り組みも認められました。

化粧品に、お茶に、果実はピューレに、種はグルテンフリークッキーに、
そして木の枝は燻製用チップにと余すところなく活用されるグアバ。
ちなみにクッキーは高知商業高校との共同開発で、
同校が取り組んでいるラオスの学校建設活動に寄付されています。
昨今積極的に推進されているSDGsにいち早く取り組み、
先導していく「南国にしがわ農園」の商品は、
生産者も消費者も幸せになれる逸品なのです。

葉はタワシを使って1枚ずつ優しく
水洗いして汚れを落とす
バランスを見て剪定しながら木を
上に向かって伸ばしていく
「南国にしがわ農園」で働く皆さん。大家族のような温かな雰囲気
グアバ茶の木の枝まで無駄にせずに、燻製用チップとしても売り出し始めた
土佐國グァバ茶5包入り/648円 、
10包入り/1,188円、30包入り/3,240円

南国にしがわ農園
お客様相談室088-802-8801 (10:00-17:00/水・土・日曜祝日除く)

南国にしがわ農園の「土佐グァバ茶」を使用したプラスαアレンジはこちら

刈谷農園/KARIYA-NOUEN

「たゆまず挑戦する土づくりからショウガづくりへ」

ショウガの名産地として有名な高知県。
いの町は「ショウガ栽培の発祥地」として104年前から栽培が行われています。
現在でも50軒あまりのショウガ農家がありますが、
中でも有機栽培を行なっているのは「刈谷農園」のみ。
代々受け継いできた家業の根菜農家で、
有機ショウガの取り組みを始めたのが代表・刈谷真幸さんです。
ショウガを乾燥させ粉末にしたショウガパウダーを発売したところ、
有機栽培かどうかの問い合わせが年々増えてきたことを受け、ならばと一念発起。
ずっと使われていなかった山間の休耕地を開墾し、
有機栽培に取り組み8年かけて現在は3反程度の規模にまで増やすことができました。

4月に植え、11月に収穫したのち14〜15度の冷暗所で土付きのままで保管しながら40日ほど寝かせます。
茎が落ちた頃から、約1年をかけて必要な分だけを出荷していくのがショウガ。
だからこそ、農家が生活をしていくためにある程度の収量と、安定した強いショウガが必要です。
現在は慣行栽培と有機栽培を並行して行っています。
「タネが命」と刈谷さんが言うショウガは、とにかく病気との戦い。
有機栽培を行なっている山間は赤土がメインの土壌で、様々な要因から連作障害も起きやすい。
そのリスクを減らすために、土壌づくりでは今でも試行錯誤の繰り返しなのだそうです。
最近では土壌分析など化学の力を借りながら土づくりを行い、昨年は過去最高の出来高!
ゴツゴツと大きく、しっかりとしたショウガは大人が両手で持っても溢れんばかりの大きさです。
刈谷さんの有機栽培のショウガは、しっかりとした辛みもありつつ、
余計なえぐみがないスッキリとした味わい。少量でも芳醇な風味が味わえます。

日持ちがしないと思われているショウガですが、実はすごく持つもの。
使う分だけ切り落としたら、残りは新聞紙で包んでビニール袋に入れ、冷暗所へ。
冷蔵庫に入れると寒すぎてショウガが風邪をひいてしまい腐る原因になるのだそう。
体を温めて代謝を高めてくれる生姜は、ちょっと調子が悪いかな? という時の救世主になってくれます。
「千切りにしてかき揚げに加えたり、ショウガに油と醤油を1対1で加えて和えたものは、
ご飯にかけても野菜にかけても万能ですよ」と刈谷さん。
ショウガ農家ならではの食べ方もぜひお試しあれ。

実はこんなに大きいのが本来のショウガ。保存は土付きのままでしっとりと湿っているくらいがベスト。
発注があった分だけ丁寧に洗って土を取り除き出荷される
「毎年どれだけ収穫できるか、博打みたいなも のです」と笑う刈谷さん。それでもそのチャレンジを楽しんでいる
自然に囲まれた山間の有機畑。収穫時期は総出 で一気に作業を行い、なるべく大きく、葉付きのまま収穫してコンテナに詰めていく

刈谷農園

刈谷農園の「ショウガ」を使用したプラスαアレンジはこちら

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      Ehime, 790-8532
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