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2021.12.27
四国のお雑煮事情アレコレ

「所変われば品変わる」多種多様なお雑煮。四国 エリアではどうなのか?を考察してみましょう。
大きく分けて、四国には白味噌文化圏とおすまし文化圏が交錯しているようです。
白味噌を使うエリ アは香川県と徳島県、そして愛媛県の東予地方の一部にも含まれています。
徳島県は関西風を守っているようですが、香川の西部地域では白味噌にあんもちを入れるエリア、おすましにあんもちを入れる エリアなど混在している様子です。
また、高知県と愛媛県はおすまし派が多数。愛媛県と高知市付近は丸もちを使い、高知県の広い地域、特に沿岸部では角もちを使うそう。

「丸もち」は京風文化の影響を受けた土地にみられるもので主に西日本、「角もち」は江戸風で主に東日本にみられるものだそうです。
また、「味噌仕立て」は京文化の影響を受けた土地にみられ、西日本でみられる「すまし仕立て」は参勤交代で江戸文化を取り入れた地域で、古風の丸もちと融合させているところが多いとのこと。

上記分類をふまえれば、徳島は「白味噌+丸もち」の典型的な京風文化タイプであり、香川は地域の食文化に根ざした特殊京風文化タイプ。
愛媛県と高知県中央部は「すまし+丸もち」の典型的な西日本大名タイプということになります。
しかし、よくわからないのが高知県の沿岸部の「すまし+角もち」。
これは分類としては完全に江戸風であり、いまひとつ成立理由がよくわかりません。

出典、企画協力:四国大陸 http://459magazine.jp

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