マガジン

2023.01.31
心つながるチョコレート

バレンタインシーズンに向け、 TCMでは贈り物にも自分へのご褒美にもぴったりの、こだわりのチョコレート特集をします。
また、 旬を迎えた一粒で笑顔になれるスペシャルな果物、いちごにも注目。
体のこと、環境のことを考えながらちゃんとおいしい、そんな品々の生産者さんに会いに行きました。

農産物であるカカオ豆を 「体験」を通して知ってほしい

 2022年、周囲を田畑で囲まれた香川県まんのう町の山里にオープンした「SUNNYSIDE FIELDS(サニーサイド フィールズ)」。かつて看板工場だった建物を減築し、古くもあり新しくもある、まるで秘密基地のような空間です。ショコラティエの八十川恭一さんは「ここは会社の経営理念『個性が共生し調和が発展を生む』を体現する場所」だと言います。「誰かを思いやること、好きなものを好きでいること、自然に感謝すること、この3つの想いを大切にし、チョコレートやコーヒーづくりをしています」。 

 八十川さんは元々パティシエであり、ガトーショコラづくりからチョコレートに魅了されていったそう。「父がコーヒーの仕事をしていたので30年以上インドネシアと関わりがあり、そういえばコーヒー豆とカカオ豆が生産される場所ってほぼ重なってるよね、と気づき、豆からチョコレートをつくってみようと思いチャレンジしました。しかしそれがおいしくない(笑)。これはやりがいがあるな、と」。

写真左からキッチン担当の古河さんとパティシエの八十川さん
約15種類のチョコレート詰め放題「畑のチョコレート市場」

 原材料のカカオ豆はインドネシアから自分たちの目で選んだものを直接輸入します。カカオ豆は、収穫後に現地で発酵させますが、その発酵の仕方でほとんど味が決まってしまうと言っても過言ではないそう。インドネシアの農家さんがどう発酵をさせているか見た上で仕入れたり、日本の発酵の技術を持ち込むなど共同開発するのも楽しそう、と夢は広がります。「Bean to bar」よりもさらに進んだ「Tree to bar」を目指し、カカオ豆の購入金の一部を現地の農園や地域振興に役立つための募金・基金も立ち上げるなど、継続的な支援にも意欲的です。

写真上部より、添加物が入っていない、カカオときび砂糖のみで作った濃厚な「クラフトチョコレート gora/ゴーラ」18g 350円。オリジナルチョコレートに合う3種類のナッツを選定。ナッツをキャラメリゼし、香ばしさを出したあと、たっぷりのチョコレートをかけた贅沢な「ミックスナッツ」100g 1,600 円。
TCMのバレンタインフェアで購入可能

 「発見が得られるような場所になれば」との想いから、フィールズのファクトリーはガラス張りで店舗内から誰でも様子が見られます。現在は主に3種類のカカオ豆を使い、商品によって焙煎や砕き方を変えて手づくりしています。砂糖はミネラルたっぷりのきび砂糖。「シンプルで厳選された素材のチョコレートをより身近にしたい」と、八十川さんは子どもたちへのワークショップや職場体験も積極的に受け入れています。

◎SUNNYSIDE FIELDS
香川県仲多度郡まんのう町長尾2237
TEL : 0877-89-6342
10:00~17:00 / 水曜・木曜休
https://sunnysidefields.com

 

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